制作 : YOSHI-SystemService容量が足りなくなってしまう
Cドライブの割り当てが少ない
NEC LL550/HはWindows Vista がプリインストールされて販売されているが、Cドライブの割り当てが46GBしかないので、普通に使っていても空き容量が足りなくなってしまう。(2009年04月22日現在)
容量不足への対処方法
- Cドライブの容量不足への対処方法を列挙してみる。
- あきらめてパソコン一式を買い替える
(数万円~。予算があるならこれが一番良い)- 自分でハードディスクとハードディスクのクローン作製ソフトを買って自分で乗せ換える
(7千円~。自分でできるなら最良の選択。より速いHDDへの交換となるため動作が全体的に速くなる。今回行うのはコレ)- 自分で不要なファイル等を整理する
(0円~。余計なものを消して失敗する可能性大)- 自分でパーティション調整ソフトを買って、自分でパーティションを調整する
(5千円~。Dドライブの割り当てが大きいこの機種では効果的な方法。しかし、間違えて全部消える可能性大)- サポート業者等に頼んでハードディスクを交換してもらう
(2万円~。費用が高くつく。一式買い替えたほうが良い)- サポート業者等に頼んで不要なファイル等を整理してもらう
(5千円~。根本的な解決にならない。再発の可能性大)- サポート業者等に頼んでパーティションを調整してもらう
(7千5百円~。やってくれる業者が近くにいるなら良い選択。量販店ではやってくれない)- 外付けHDDを買ってデータを移す
(6千円~。容量を圧迫しているファイルが明確で、外付けHDDへ移動ができるもの、具体的には動画や写真が大量にあるなどの場合は効果的)- ハードディスク最適化ソフトの類を使う
(0円~。ほとんど効果が無いことが多い)- Windowsをリカバリーする
(0円~。リカバリーするときにパーティションも調整できるので効果的。しかし、失敗してリカバリーできなくなることがある)- データをDVD-R等に記録して、HDD上からは消す
(100円~。古い写真のように、あまり頻繁に参照はしないが取っておきたいデータが大量にある場合は効果的)HDDを交換する
底面から交換できる
NEC LL550/Hは底面から容易にハードディスクが交換できる構造になっている。
写真左下がハードディスクが入っている部分。写真はハードディスクを取り外した状態
日立製 320GB HTS543232L9A300に載せ換えた
もともと入っていたハードディスクは読み込みが35MB/s程度だったので、1.5倍くらい速くなった。
SMART情報
2009年04月に交換してから、3年経過した2012年06月現在のSMART情報
バイクのシート下のトランクに入れて持ち歩き、激しい振動にさらされているが全く異常なく動いている。
空き容量が増えた
十分な空き容量が確保されている
各パーティションの割り当ては以下の通り
Cドライブ 164GB、Dドライブ 120GB、リカバリー領域 11.2GB
大量にソフトが入っていても、十分な空き容量が確保されている。
結論
- ハードディスクを載せ換えたことで、容量不足が一気に解消し動作も格段に速くなった。
しかし、それなりに費用と手間がかかるので、当方では容量不足の相談を受けた場合、こうした交換はせずにパーティションの調整で済ませている。
一般の利用者にとっては、普通に使っていて容量不足となった時点がパソコンの買い替え時であると言えるだろう。
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