制作 : YOSHI-SystemServiceメモリーを4GB使いたい
32bit OSの制限
Gateway GT5224j の最大搭載メモリーは4GBとなっているが、OSがプリインストールのVista 32bit Home Premium では3.3GB程度しか使えず、700MBほどが無駄になってしまう。
通常はメモリーは3.3GBあれば十分だが、ハードウェアの性能を最大限活かすために64bit版OSに乗り換えることにした。
OSを入れ替える前に、必ず説明書に従い OSとドライバ・アプリケーションのリカバリーディスクを作っておくこと!
Vista 64bit版をインストールする
インストールメディアを用意する
Gateway GT5224j にはVista 64bit版のインストールメディアは付属していないので、
何とかして 正規のOEM版(DSP版)Vista 64bit のインストールメディアとプロダクトキーを用意してセットアップする。
インストールしてみた
システムのプロパティ
システムのプロパティの画面から、ゲートウェイのロゴが無くなってしまい少々さびしい。
エクスペリエンスインデックス
グラフィックカードとして、Geforce 8500GTを増設し、ハードディスクは1TBの物に交換してあるので、
もともとの GT5224jよりはずっと良い値になっている。
32bitと64bit、どちらもプロセッサとメモリのサブスコアはまったく同じだった。
4GB利用できるようになった
デバイスドライバと付属ソフトについて
- GT5224jのVista 64bit版ドライバはGatewayのサイトとMicrosoftUpdateで配布されている。
GT5224jの付属ソフトは、作成したアプリケーションリカバリーディスクの中に含まれているが、
アプリケーションリカバリーディスクをパソコンに入れた時に起動するインストーラーは、Vista 64bit版に対応しないので、
個々のソフトのセットアップファイルをディスクから探してインストールする必要がある。
Microsoft Office 2007製品については、付属のセットアップCDでVista 64bit版に対してもインストールが可能でライセンス認証も通る。
結論
- メモリ4GBのパソコンでOSを64bitに入れ替えても、体感速度はほとんど変わらない。
Windows Vista の64bit版に入れ替えたことで、メモリーが4GB全部使えるようになった。
Windows Virtual PCでゲストOSとしてWindows XPを2つ、Windows 2000を1つ起動して、合計4つのOSを同時に利用することができるようになった。
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