制作 : YOSHIZAWA Kimiatsu 60分以内の訪問者数は 23 人ですCATVモデム Joohong SuperLink2800 の接続方法
SuperLink2800
プロバイダから貸し出されるCATVモデムには多種多様な製品がある。
今回は、JCN船橋習志野がインターネットサービスの加入者に貸与している CATVモデム Joohong SuperLink2800 について考える。
Joohong は韓国のソウルに1996年に設立され、高速インターネットアクセス機器の開発と販売を行っている会社である。
(このページでは YOSHI-SystemService が独自に実験した結果を紹介しています。内容について JCN船橋習志野 には問い合わせしないで下さい。)
白いシールでUSB端子が隠されている
通常は、このCATVモデムの有線LAN端子とパソコンの有線LAN端子を結んで使用するのだが、
本体背面の「USB」の刻印近くの、白いシールをはがしてみたらUSB端子が現れた
一般に、このような隠れた端子は障害発生時や出荷前の調整等に使うものであって、一般の利用者は触ってはいけない。
SuperLink2800背面のコネクター
隠されていたUSB端子に、USBケーブルを接続する
Joohong RNDIS Adapter と認識
Joohong RNDIS Adapter と認識し、デバイスドライバを求めてきたが、モデムの提供元である JCN船橋習志野 や モデムの製造元である Joohong ではドライバは配布していない。
デバイスドライバを探し、インストールする
ポルトガルのケーブルテレビ局 TVcabo から入手
CATVモデム等のドライバが見当たらないときは、同じ機器を使う別のプロバイダなどのサイトから探すとよい。
『Joohong RNDIS Adapter』用と明記されているドライバは見つからなかったのだけれど、ポルトガルのケーブルテレビ局 TVcaboにて、『DOCSIS 1.1 - SL-2800』のドライバが配布されているので使用してみる。
イスラエルの www.cables.org.il から入手
ウェブサイトがヘブライ語なので、www.cables.org.ilが何の会社なのかよくわからないが、ケーブルモデムのドライバを配布していたり、VPN接続の手順などを解説しているページがあるので、おそらく回線事業者だと思う。
TVcaboから入手した DOCSIS 1.1 Cable Modem 用のデバイスドライバ
中身はイスラエルの www.cables.org.il から手に入るものとほぼ同じもののようだ
ロゴテストに合格していない
WindowsXPのロゴテストに合格していないという警告が出るが無視して続行
DOCSIS 1.1 Cable Modem
「次のハードウェアのソフトウェアのインストールが完了しました」と出た
ネットワークアダプタとして動作
正しくネットワークアダプタとして動作していることが確認できた
USB接続のLANアダプタとして動作
プロバイダのDHCPサーバーより自動的にグローバルIPアドレスを取得した
OS側から見ると、普通の有線LANアダプタと変わらない。
ISDN用の機器では、USBでつないで、LANアダプタとして動作する製品は珍しくないけれど、
CATVモデムがUSB接続できるというのは極めて珍しい。
USB1.1の理論上の最大値である 12Mbpsでリンク
USB2,0対応の端子に接続すると、USB1.1の理論上の最大値である 12Mbpsでリンクする
どうやら、SuperLink2800 は USB1.1対応のようだ。
インターネットに接続する
cable@niftyのご利用パソコン登録
USBで直接つないでいるが、有線LANでつないだときと全く同様に、cable@niftyのご利用パソコン登録が表示された。 これで、LANアダプタとして正しく動作していることが確認できた。
MACアドレスを登録
登録画面でMACアドレスを登録しなおしたら、インターネットにつながるようになった。
goo スピードテストで速度測定
goo スピードテスト で下りの転送速度を計ってみる。
利用しているコースは、公称30Mbpsのプレミアムコースなのだけれど、結果は 3.78Mbps であった。
この測定から数分後、有線LAN端子で接続して同じように計ってみたら12Mbpsだった。
結論
- Joohong SuperLink2800 のUSB端子とパソコンを結ぶと、CATVモデムがLANアダプタとして動作することがわかった。
LAN端子を持たないパソコンの場合、わざわざUSB接続のLANアダプタを買わなくても、USB端子のシールをはがして、USB接続すれば使えることがわかった。
SuperLink2800 は USB1,1にしか対応しておらず、公称30Mbpsのプレミアムコースや、公称8Mbpsのスタンダードコースでは、USB接続であることがボトルネックになることがわかった。
SuperLink2800の日本語OS用のドライバは入手が難しく、ポルトガル語版やヘブライ語版のドライバ等で代用することになり、大きなリスクがある。
当方のパソコンでは今のところ、何の問題も起きていないが、一般の利用者はこのような接続方法はせず、普通に有線LANアダプタ経由でつないだ方が良いと思う。
関連サイト
- ケーブルテレビジョン島原 ケーブルモデム「SuperLink2800」の説明
- SuperLink2800 ケーブルモデムの再起動
- TV Cabo(ポルトガル語) JOOHONG SL2800 DOCSIS 1.1 Cable Modem のドライバ
- cables.org.il(ヘブライ語) SuperLink2800用のドライバ
- JCN船橋習志野
- joohong.co.kr SuperLink2810 DOCSIS 2.0 Certified Cable Modem
- DOCSISとは 【Data Over Cable Service Interface Specifications】 - 意味・解説 : IT用語辞典